お遍路 其の肆〜錦の納札
たまさき
輝くときを創り ますますはえることを❣️ 志操🎀シュン
私の霊場巡りは何も知らない普段着のまま
納経帳も杖も持たずに始まりました。
母が十年以上前に伯父さんや母の幼馴染とグループでお遍路していました。
帰宅後テーブルの上に置いてある納札を目にした時
「どうして他人の札を持っているのだろう」
と思っていたのです。
それから年月が過ぎました。
先日、わたしがお遍路の終盤に差し掛かった頃に出会った方が、嬉しそうにご自分がいただいた錦の納札を見せながら
そのお札をいただいた経緯とその納札が特別だという説明してくださいました。御守りになるともおっしゃっていました。
その時、母も金、銀、赤、緑、錦の納札をいただいていたことを思い出しました。どういった経緯でいただけたのでしょうか。想像が膨らみました。
そして私も最終日に錦の納札をいただきました。
特別な納札。
いただけるとはおもってもいなくて。
だから、お大師様に会えたような…そんな気がしました。
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